今回は機材の話です。
本当はVLOGでしたかったんですが、ちょっと色々整わないのでとりあえずブログで投稿します。

 

先日VLOG向けにちょうど良い感じのSONYRX0 IIが発売されました。

最初3月中旬にSONYビデオブロガー向けのカメラを発表するというニュースを見たときは『はい、購入します』って感じだったんですが、現状私は保留にしています。

 

その理由は3点あります。

  1. AF-Cが無い
  2. LOG撮影するとISOが1000以上になる
  3. 手ぶれ補正が電子式で画角が狭くなる

 

AF-Cが無い

これだと単純に使い方が制限されるのと、バタバタしているとミスを連発しそうです。

この仕様に関しては発表直後色々調べていて知った事ですが、この2世代目はビデオブロガー向けという感じで売り出した感じがあったので『何か対応方法が有るのかな?』と思って発売まで待っていました。

で先日、実機を触るのと情報収拾を目的にヨドバシカメラで店員さんやソニーの方とお話してきました。

AF-Cが無いというのは特に狙いがあってということでは無いらしいですし、『強いていうなら自撮りなど近めの物を撮影しているときに逆に遠目にピントが合ってしまうこと様なことを防ぐためなどはありそうですね』と。

・・・う〜ん、弱い気がします。
だって、前のモデルよりの最短撮影距離が短くなっているので、随分近いものにもピントが合う様になっていて、更にAFの速さもSONYの売りのひとつですから、なんとなく腑に落ちません。

100歩譲ってそうだったとしても、よくあるようにAF-SとAF-Cの両方有る方が制限は少ない気がします。

その他フェイストラックや瞳AFなども動画用では無く、あくまで静止画の撮影をアシストする機能ということになりますね。

 

今時なのでファームウェアアップデートで追加という可能性も無くはないと思いますが、現時点では不明だと。
まぁソニーの方はご存知でも今時点では言えないとは思いますが。

 

録画中にシャッター半押しで再度ピント合わせをすることもできないらしいので、単純に録画スタート時のピントのまま動かないので、別の距離にピントを変更したい場合は一度録画を止める必要が有るようです。

 

これ知らずに使うとピンボケ動画を量産してしまうかもしれません。

この部分はファームウェアアップデートに期待したいと思います。

 

LOG撮影するとISOが1000以上になる

これは発売後に知った事です。
影になる部分を持ち上げるために、シャッター速度で稼げない分ISO感度で持ち上げるのかな?

センサーが1インチだからといってノイズが無いってことではなく1/2.3と比較してましってことなので、やっぱりノイズが気になります。

まぁ静止画と違って一枚にかけられる時間は圧倒的に制限されるので、感度でフォローというのは仕方がないのかもしれませんが、もしそうだとしたらその選択はユーザーに委ねる方が良いと思いますLOG撮影をしようと思う人は有る程度そのへんのこと理解している人だと思いますので。

 

手ぶれ補正が電子式で画角が狭くなる

SONYといえば光学ブレ補正って勝手に思っている(FDR-X3000ユーザーです)ので、だいぶ残念です。

画角問題は自撮りをするビデオブロガーには少しポイントで、有る程度風景やシチュエーションの中に自分がいる事を記録したいのに、画角が狭くなると顔の主張が強くなってしまって困ります。

 

RX0 IIは換算24mmですが、スマホアプリを使った手ぶれ補正まで使うと二段階クロップされ1/2.3インチのGoProやOSMO POCKETに迫るサイズしか使わないことになるのではとの話も聞きました。

サイズは多分理由では無いでしょうねFDR-X3000でもできてるんですから。
どちらかというと堅牢性を確保するためでは無いかと思います。
空間光学ブレ補正は実際にレンズユニットがボディー内で動くわけですから。

 

 

店員さん曰く取り敢えず、在庫は無くて入荷待ちだとか、さらにはこれで使う純正のシューティンググリップ(VCT-SGR1)も在庫無しそれと、バッテリーと充電器も在庫無しだそうで、これに関しては6月ぐらいになるかもとの話でした。

マイクロUSBで充電だけでなく給電もできるので、バッテリー内蔵のグリップとか有りですね、と雑談していました。
サードパーティーにはソニーで利用できることも確認されているそういった商品が

発売された日には説明も聞かずに購入する人が大半だったらしいですので、このあたり理解されていると良いのですが・・・LOG撮影の事はともかく、AF-Cについては店員さんも『案内する必要がありますね・・・』とおっしゃってました。

 

同じ1インチセンサーと言えば

少し話を戻しますと、まず上でも書いた通り発表時に『はい、買います』となった理由なんですが、現在VLOGではメインカメラとしてDJI OSMO POCKETを使っています。

日中など良い条件での撮影ではそんなに不満はないのですが、夕方以降の暗い時の撮影についてはノイズがすごく気になります。

編集時にノイズを除去するようなPremiereのプラグインを使っていたりしますが、PCに負荷がすごくかかって書き出しに時間がかかるので、できるだけ撮影段階でノイズを無くすのが理想なんです。

 

OSMO POCKETなんかで出来ることだとフレームレートを落としてシャッター速度を稼ぎ、ISO感度に頼りすぎないということくらいで、それでも完全ではないです。

やっぱりセンサーサイズが小さいことで発生するノイズは防ぎようがありません。

 

ということでセンサーサイズの大きなカメラを導入することが望ましいんですが、スチールの撮影をしながら動画の撮影もするのであまりVLOG用の機材は大きくしたくないんです。

センサーサイズだけのことを考えるとフルサイズとかAPS-Cとかの方が良いのはわかっていますが、やはり機材が大きいし重くなってしまいます。

少し前に出た同じくSONYα6400も動画機能に特化したようなバージョンアップがされて出てきました。
こちらはAPS-Cの割に小型でEVFも有るのに軍艦部はスッキリしていて持ち運び安いのですごく良いなと思っていますが、ボディー内手ぶれ補正が無いので部分的にでもジンバルが必要な場合があり結果的にシステムが大きくなってしまうのでα6300ユーザーですがこちらの方も買い替えなど保留にしています。

 

“気軽さ”までも加味して考えるとRX0 IIはすごく良い感じだっただけにちょっと残念です。

で、こういう話のあるあるですが、思ってた物の内容が合わなければ買わなければ良いだけの話ですが、『何かを買う』というのはマストになってしまって、合わなかったポイントをフォローできる別の製品は無いものかと考え出してしまうわけですが、センサーサイズ1インチということで、同様のセンサーを積んでいるRX100はどうかと考え出してしましました。

それまで、特に自分用としては欲しいと思ったこともなかったんですが・・・

 

M6はレンズの構成が変わってしまったので、私の中ではM5Aが比較の対象になっています。
ただまぁこちらもやはり完璧では無いんですよ。

 

ちょっと比較をしてそれぞれに対する利点を整理してみます。

RX0 II

  1. サイズ(小さい・軽い)
  2. 防塵防水(雨の季節や水辺の撮影でも問題無し)
  3. 堅牢なボディ(雑に扱っても問題ない)

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RX100M5A

  1. 光学手ぶれ補正(画角が狭くならない)
  2. 光学ズーム(・・・あまり使わないかもですがないよりは合った方が便利)
  3. 当然AF-C有り(動画が取りやすい)
  4. 明るいレンズ(F1.8〜F2.8)
  5. 内蔵NDフィルター(F値を上げずに露出をコントロールできる)

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あれ?
ここだけ見るとRX100M5Aに軍配が上がりそうですね。

堅牢性については、大事に注意して使えば良い話だし、それこそ今までスマホすら落として割ったことが無いので実はこの辺りは優先順位は低い感じです。

防塵防滴についてもOSMO POCKETも防塵防滴でないので同様の使い方でよければ問題ないわけですよね。

ただまぁ、これから梅雨とか夏の夕立とかを考えると屋外での撮影にはせめて防滴ぐらいは欲しいなとは思います。

 

なんとなくこの投稿を書きながら決まった感じもしますが・・・さて、どうしたものでしょうか。

後は・・・実際に試してみたいですね。

 

あぁ後は、α6500の上記機種などの話もあるような感じですので悩ましいですよね。
α6400にボディー内手ぶれ補正が入った様なのが来たら盛り上がるでしょうね。

 



1件のコメント

  1. ユーチューバーが発売前にこぞって、これからのvloggerのスタンダードになるとか宣伝してたので騙されて買ってしまいました

    動画目的では使い物になりませんねこのカメラ
    ほんとに腹正しい
    悪いところ一切触れずに絶賛動画作って、某YouTubeチャンネルとか見損ないました
    無責任すぎる
    金のためならチャンネル登録者すら利用するのか
    あいつらの動画もう見るのやめますわ

    田中
    1. 田中さん
      コメントありがとうございます。
      (※少しコメントを編集させていただきました、申し訳ありません)

      実際に購入されたんですね、“使えない”って感じなんですね。
      発売前のYouTubeの動画は提供動画とされていましたので、まずはソニーの対応ですよね。
      YouTubeがそういう影響力を持っていると言う事を理解した上で、公式のサイトにも貼っていたりして利用(悪い意味では無く)しているわけですから、その辺りは十分に促す必要があった様に思います。
      多分、紹介されているYouTuberの方も理解されていなかったんではと思います、ピンボケの映像も指摘されている方もいらっしゃいましたしね。
      3月中旬に流れた『ビデオブロガー向け』という情報もありましたので、私も何も持っていなければ飛びついていた可能性は十分あります。

      最近では『やっぱりスチール向け』『動画も撮れるスチール機』といういう評価が増えてきている気がします。
      あとフォーカスに関しては『プリセットフォーカス』を利用する話が増えてきてますね。
      ただ、それにしてもF4と比較的被写界深度を稼げるのでという感じかと勘ぐっていますが。

      ソニーも何か理由が無ければファームウェアアップデートなどでなんらかの対応をしてくれるといいんですけどね。

      山口 朋亨

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