先日、京都東山で夕景の撮影をしていきました。
YouTubeにも投稿しているので、見てもらっていたら嬉しいです。

本当なら3/5〜14まで、『京都・東山花灯路 2021』が開催予定で、その時に行こうかと思っていたんですが、今年は中止という事になっていました。
更になかなか外出も気を遣う感じなんですが、緊急事態宣言だったり、蔓延防止重点措置なんかの合間を縫って趣味の撮影をすることになっています。

さて、この日は13時とかぐらいまで家から動けず『撮るなら夕焼けかなぁ〜』って感じで、いつもなら水辺を考えるんですが、京都から出ない方が良さそうだなぁということで、京都・・・京都・・・京都・・・、そうなんです、前にも何かで言ってるんですが、京都市に住んでいる割に京都市内の写真は少ないと思います。

で、ここぞという時に出てこないんですよ、ロケーションが。

まぁ夕景なので、東の方から西向きで・・・あぁ、八坂の塔のシルエットに夕方の空を撮ろう!と。

機材選びと準備

で、それから機材を準備するんですが、写真を撮られる皆さんはレンズとかどうされます?
全部持っていきます?
それとも、撮るものが決まっていたら、これって感じで1本とか2本とかにします?

僕は元々全部持って行きたい方で、仕事の時は当然考えられる全てのレンズを持っていくんですが、趣味の時も同じ感じでかなりのレンズを持って行ってたんです。
それが、VLOGをするようになって、『結局、これしか使ってないね』って事が増えて、持っていくのを減らすようになりました。

それでも、最後の最後まで『これ持っていかなかったら後悔するんじゃないかなぁ・・・』迷いながらなんですが。

さて今回は、24-70mm F2.8を中心に、後は・・・やっぱ14mmは欲しいよね・・・それと・・・85mm?135mm?・・・135mmは最悪クロップするとして85mmかなぁ・・・って感じで、

SIGMA
24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art

SIGMA
14mm F1.8 DG HSM | Art

SIGMA
85mm F1.4 DG HSM | Art

の3本を持って行きました。
カメラは相変わらずCanon EOS 5D MarkⅣです。

それに、動画用のカメラSONY α6400にレンズはSIGMA 16mm F1.4 DC DN | Contemporaryです。
SIGMA好きですね・・・

で、もう一つ機材、動画用で手振れなどを物理的に補正するジンバルです。
今回持って行ったのはPilotfryのTravelerという比較的小型のものですが、今回の話の主役はこのジンバルになっていきます。

ロケーションまでのアクセス

さて、準備ができたら移動手段の話です。

僕は、普通の移動はできるだけ電車などを使いたい派です。
運転は比較的好きなんですが、駐車場や急に足を伸ばしたくなった時の現地の条件などを色々考えると、車が邪魔な時があります。
更に今回は比較的街中を移動することになりますので、荷物は大きめですが電車とか公共の交通機関が良いなぁと。

東山も久々なので、道中スナップをしながらということも考えて電車で向かうことにしました。

とりえず、スナップ

さて、四条河原町ぐらいからゆっくり歩きつつ、気になったところをスナップします。

最初に気になったのは『南座』です。

北側から全景を撮るというよりは、すぐ前から真上を見上げた時の屋根が重なった感じが面白いなと思って撮りました。


次は、八坂神社ですね。

数カット撮りましたが、気に入ったのは西楼門を内側から西に向きに撮った写真です。
もう17時を過ぎた頃なので人の影が長くなっているのが良い感じだなぁと思いました。


次も八坂神社です。

南楼門をバックに舞殿の提灯を撮ってみました。
もうちょっと良い構図がありそうな気もしますが、これはこれで良い感じです。
それに、色が良い感じにでたので気に入ってます。


次は円山公園のひょうたん池です。

サラッと通り過ぎるだけのつもりでしたが、一箇所にだけ光が当たっていて『撮ってください』って感じだったので、ついつい撮ってしまいました。


で、そのひょうたん池からねねの道を進んですぐのところで、終わりかけの桜でしたが、こちらも『撮ってください』と言わんばかりに一箇所だけ光が当たっていたので、一枚。
背景の建物と終わりかけで葉っぱの出た桜が少し寂しい感じで良い写真いなったと思います。


次に高台寺公園のところに春なのに赤くなっているもみじがあったので、撮ってみました。
たまに見かけますよね、そういえば、実家の庭にも有ったなぁ・・・
これなんていうもみじかなぁ・・・

目的地に到着

二寧坂を登ったところから八坂の塔の有る法観寺までのどこかで、西向きに八坂の塔のシルエットを入れつつ夕方の空、できれば夕焼けの空が撮れたらなという感じです。

焼ける時間まではまだ少し有るので、どこで撮るかウロウロしながら探します。
例年なら日没にかけて人が結構増える場所ですが、さすがに今は少ないですね。
それでも、数組は写真を撮ったり動画を撮ったりしています。
京都らしい景色の一つなので、人気なんでしょうね

なんとなくですが、日没までは太陽を入れて撮りたいなと思ったので、太陽と八坂の塔が入る場所を探すと、一番低いところから見上げる感じの場所になりました。



うっすら雲が出ているようで空の雰囲気も良いですし、上手く焼けると広範囲に焼けそうだなぁって感じの空です。
この辺りの構図を見るのが多いんじゃ無いでしょうか?
まぁとりあえず、撮ってしまいますよね。

両脇の建物の屋根が集中線のように五重塔に視線を誘導してくれます。
このために、作られたようなエリアですね。


どのぐらいの感じが『夕焼けした』と言えるのか分かりませんが、見上げると良い感じの色にはなりました。
たまたま通りがかった人とか、今付近のお店から出てきた人からは、空を見上げて『わぁ〜素敵〜』という声が聞こえてきていました。



トラブル発生

空が良い感じになって来たので動画も撮ろうと思って、八坂の塔の西側でしたから見上げる様なスロー動画を撮影した時です。
急に、ジンバルに載せているカメラがガタガタと揺れだしました。

実はこの症状、見るのは初めてではないんですが、この個体では初めてだったのでびっくりしました。

こういう時は再起動!と、一度電源を入れ直してみました。

・・・一瞬、直ったかと思ったんですが・・・また、ガタガタと揺れ出しました。

もう一度再起動。
すると、今度は何故かカメラが右に90度回転したところをホームポジションだと勘違いしている状態になりました。

『まぁこれでも今日は乗り越えられるかな?』

とも、思いましたが、やっぱり少しするとガタガタ揺れ出します。

という事で、この日はその後ジンバルでの動画撮影は諦めました。

動揺しつつ撮影

まぁトラブルは付き物ですので、仕方がないんですが、動揺はしますよね。

動画が撮れなくなった訳ではないので、固定しつつ喋れば良いんですが・・・なかなかジンバルが気になって言葉が出て来ません(笑)
頭の中は『ジンバル、壊れたのかなぁ・・・』って感じです。

写真は、それほど考え込む事なく有る程度のものは撮れるんですが、動画はまだまだ不慣れなので、頭を使うことが多いんですよね

という事で、後処理で手振れ補正は多少するとしても、できるだけブレが無い方が良いという事で、しっかり構えて少しだけ動画も撮影しました。
が、動きが無い画でちょっとつまらない感じになってしまいました。

夕方の空はキレイ

そんなこんなで、動画はちょっと満足できない感じになってしまいましたが、写真の方は空がキレイだったこともあって、上々な撮れ高です。














ついでに夜景も撮影

せっかく来たんで、というか、まぁ大体いつもの事ですが、予定より数時間は長く居座ることが多いです。
ロケーションの都合が問題なければですが。
という事で、あたりがほぼ真っ暗になって、八坂の塔がライトアップされてから少し撮影してから帰りました。

このぐらいで一旦落ち着いて二寧坂も撮ってみました。
この辺はかなり暗いんですが、辺り一面の明るさが同じ感じなので、三脚さえあればスローシャッターで割と簡単にキレイな写真が撮れます。


八坂の塔も毎日20時ぐらいまでライトアップされています。
こちらも三脚があれば、難しくは無いと思います。







空が真っ暗になる前の青みが残っているぐらいがなんとも言えない深い青というか、藍というか紫というか・・・大好物な色です。


後日談

翌日だったかな、翌々日だったかな、ちょっと忘れましたが、リセット方法どうだったかなぁ・・・って思いながら動画の編集を終えて、ゴソゴソ取説を取り出して、リセットをすると・・・何事もなかったかの様に戻りました!

カメラとか操作系のUIが分かりやすいものはその場でなんとかなる事の方が多いんですが、ジンバルは数行の文字が表示されるだけの小さいディスプレイと何個かのボタンしかありません。
リセット方法、ちゃんと記憶しておかないといけませんね・・・

という事で、ジンバルは問題なくなりましたが、またなかなか外出が難しい感じになって来ましたね・・・

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