さてとりあえずどんなに忙しくても外していないイベントの一つ『熱気球琵琶湖横断』の観戦に行ってきました。

私は2014年から毎年行っているので、今年で5年目です。

 

名前のとおり熱気球琵琶湖を横断するイベントなんですが、離陸と着陸両方撮影というのはなかなか難しいので、僕は離陸の撮影に行っています。
多分多くの方がそうだと思います。

この大会は毎年11月の最終の土日か12月の最初の土日のどちらかに開催されています。
私の感覚的には11月30日と12月1日から見て近い方の土日といった感じだと思います。

主催は琵琶湖横断実行委員会となっていて、情報は一般社団法人日本気球連盟のサイトの年間スケジュールと直前にリリースされる滋賀県観光情報[公式観光サイト]の情報で把握しているんですが、今年はギリギリになっても滋賀県観光情報[公式観光サイト]に情報が出ない!

少々イライラしながら毎日のように検索をしていると、このイベントで最近ご一緒するSさんから連絡が入りました。

Sさん
気球連盟のサイトに載ってましたよ〜』

そう、載るには載ってるんですそれは毎年のことです、ただ『予定』という付記がされています。

さらにその付記は開催日になっても消されない・・・

“公認”ではなく“公認予定”だからなぁ・・・・えぇ!!“予定”が取れてる!ついに公認になったのかぁ・・・よかったね・・・

あ、勝手に話を逸らされてる。

公認になったのは良いことだけど、情報が予定の時より把握しにくくなってる・・・

でも間も無くか同時期に開催日に関しても気球連盟のカレンダーでは“予定”の付記が消された。

ということは観光サイトの方は・・・やっぱり何もない。
検索して出てくるのは昨年の情報だ。

 

ただ、ツアー会社などがその日で集客もしているし、離陸場所にある“白浜荘”もその日を確定で集客している。

・・・たぶん間違いないんだろうと、予定する事に。
ただちょっと1日(土)は都合が悪くて2日(日)に参加する事にしました。

 

スタートは両日ともAM7:00。
毎年、駐車場なんかが心配なので早めに現地入りしています。

今年もAM1:30には到着。
早め・・・で合ってますよね?

いつも暗いうちは星が綺麗なら星を撮ったり、雑談したりして一息ついたら仮眠をとる感じです。

今年は事前の情報で雲が多そうな感じだったのと、AM0時台に月が出始めるということだったので、星は無理かなぁと思っていましたが、思いの外頭上は晴れていて、月はまだ山の向こうな感じ。

ということで、とりあえず星の撮影です。

システムの変えてからまだ昼間の撮影以外は手探りなところがあるので、あまり期待せずに思うままにシャッターを切ります。

RAWで撮影しているので、いまいちどうなるのかわからない感じでしたが、帰ってから現像したのはこちらです。

星が小さいのでぜひPCで拡大して見てみてください。

 

で、雑談・・・ひと段落したのが、AM3:30です。

そこで、通常なら仮眠なんですが、今回は動画の撮影をちょこっとしました。
まぁこの時は出だしの部分だけなんですけどね。

実は少し前からVLOGを始めていますが、この熱気球のイベントが面白いんじゃないかと思ってこれに合わせて練習のつもりで前もって始めた感じです。

ただまぁワンオペは難しいし大変です。
しかも写真を撮りに行っているので、瞬間はスチールなのか動画なのかって感じです。

・・・あ、今思えば一眼で動画を撮るタイミングも有ってよかったのか・・・バタバタするとパニックになりますね・・・慣れないと。

その後仮眠です。
まぁほとんど寝られていないきましますが、ずっとウロウロしているよりはいくらか楽です。

 

で、5:30ぐらいに慌ただしくなってきたのを感じたので、外へ出てみます。

いつもそんな感じなんだと思うんですが5:00台に来られる方が多いですね。
初回2014年に経験している事ですが、2015年には事前に雲量のチェックと月のチェックをして早めに出かけてそこそこ満足な星空が撮れました。

この感覚が尾を引いているのかなんとなく毎年1:00台には到着してると思います。
まぁ2日目の場合駐車場には前日からの方もいらっしゃるのですが、夜中カメラをもってウロウロしている方は他にはあまりいらっしゃらないですね。

 

さて、機材を用意して波打ち際(?)へ向かいます。
もうどのくらいかの方は三脚を並べて準備万端です。

場所取りが目的なんですが、スタートはAM7:00だし屋外でそんなに狭くもないし、まだまだ大丈夫でしょう?とお思いかもしれませんが、結構混雑します。

基本いろんなところで譲り合いは行われていますが、とりあえずの場所は確保しておきたいんです。

浜なので、狭くはないんですよ。
でも、浜から湖に向かって離陸する熱気球と朝日を有る程度考えている構図で撮ろうと思ったら選べる時間時選びたいですよね。

当日現地の日の出時刻はAM6:45。
AM6:00をすぎると徐々に明るくなってきます。

明るくなってくると、カメラマン集団は琵琶湖を向いて朝焼けを撮りながら待ちます。
夜中からですが、事前の雲量予報よりも雲は少なく空は水平線からオレンジ、水色、青、紺、黒へのグラデーションが綺麗に出ています。

湖面もオレンジのリフレクションが綺麗でした。

視界がある程度きくぐらいの明るさになると実行委員の方が、風のチェックに小さなバルーンを上げます。
細かいことはわかりませんが、風が弱すぎると移動できないので飛べたとしても横断は無理。
逆に強すぎても無理だそうで、このバルーンに会場に集まっている人々は祈る感じです。
まぁバルーンに祈っても仕方がないんですが(笑)

 

風は夜中から肌に微かに感じる程度あり、湖面は細かく規則性の整った波がたつ感じでした。

開催できない場合は周辺でのフリーフライトなどに変更されます。

その決定が通達されるのは、AM6:30からがパイロットブリーフィングということなんですが、ここからが面白い話で、明らかに観覧に集まっているであろう浜の面々には広く知らされることはないんです。

本部(?)に張り出されているのかもしれないんですが、私は見たことはありません(笑)

 

まぁ当然開催される場合は一気に各チームが熱気球を車からおろし、広げるのでわかりやすいんですが、問題はそうでない場合です。
AM7:00直前になってもそう行った動きがない場合は当然判断がつくんですがAM6:30からの30分は結構長い時間な気がします。

で、なんとなく。
『あれ?車が出て行くぞ』とか、本部で聞いてきたっぽい人が『今日は無いんだって』と言っている声などで判断する感じです。

 

残念ながら今年も横断は開催されませんでした。

『風、無かったのかなぁ〜』って話になってましたが、後でわかった事実は湖上は逆に強すぎたとの事でした。

本当に難しらしいんですよ。
今年を含めて過去5回来ていますが、横断を見られたのは、2015年の1回のみ。
昨年は僕が行ってなかった日に開催されたという事です。

前に聞いた話だと2年に1回開催されている計算になってるという事です。

ということは来年は・・・
まぁ昨年同様参加する別の日ならやっぱり見られないんですけどね(笑)

 

残念だ〜と思いながら、フリーフライトの場所を探す人、そのまま朝焼け&朝日を撮る人、様々ですが、僕は後者です。
フリーフライトは以前にも撮ったことがあるので・・・

すると、一基だけそのまま浜で膨らませようとしている事に気が付いて人だかりができます。

膨らますところから、係留したままですが少し飛んでもくれました。
練習されてたのかな?

朝日とも一緒に撮れて一応満足です。
このために夜中から待っているなんで興味のない人にはバカだなぁと思われるかもしれませんが(笑)

さて、まだ不慣れな中ですが、動画も撮っているのでぜひご覧ください。
(あ、いいねとかチャンネル登録していただけるととても喜びます(笑))

最後に今回の写真も載せておきます。

 

 

第42回熱気球琵琶湖横断



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です